2024年4月8日 「ウクライナを知る会」を開催しました

  4月8日(月)陽のあたる道2階のレンタルスペースFLAT HILLにて「ウクライナを知る会」を開催しました。

「ウクライナを知る会」チラシ
「ウクライナを知る会」チラシ

 

 ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってから2年が経過した現在、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、647万人超がウクライナから国外に避難しているそうです。このうち日本に避難してこられている方々は現在約2,100人。この日お招きしたカテリーナさんとリリアさんも現在横浜に暮らす避難者です。

 

 陽のあたる道では、侵攻当初の2022年4月より、横浜市が取り組んだ横浜への避難者への支援のための募金に呼応して、店内に募金箱を設置すると同時に、青と黄色のウクライナの国旗をイメージしたシフォンケーキを販売し、半額の200円を募金に加えてきました。約2年にわたる取り組みの結果、総額で35万4612円の募金が集まりました。集まった募金は、当初は横浜市に納め、その後避難者の支援を横浜市から引き継いで行っている横浜YMCAにお届けしています。

 

 この会は、横浜YMCAの支援の取組みを紹介するとともに、YMCAで働くお2人のお話しを直接聞き、交流する機会として企画しました。

 

 会には、日頃から募金にご協力いただき、ウクライナの現状に心を痛めていらっしゃる方々が集まり、カテリーナさん、リリアさんの、スライドを使いながらの日本語によるプレゼンテーションに耳を傾け、2グループに分かれた交流会では、ウクライナのケーキと陽のあたる道のコーヒーと共に、参加者から出される様々な質問で盛り上がりました。

 

「ウクライナ人一人一人が勝つために何かをしなければならない」

 

「この世界を傷つけるためでなく、良くするために時間を使いたいと思っています」

 

 お2人のプレゼンの中で示された決意は、参加者の胸を打ったことと思います。

 

 会の最後には、私自身がウクライナのことを勉強する中で出会い、心に刺さった言葉を使わせていただきました。

「中学生から知りたいウクライナのこと」(小山哲・藤原辰史 共著)より引用
「中学生から知りたいウクライナのこと」(小山哲・藤原辰史 共著)より引用

 

 カテリーナさん、リリアさん、そして横浜YMCAの肖さん、ありがとうございました。ご参加くださった皆さんありがとうございました。

 

【追記】この会のことが、タウンニュース(横浜旭区・瀬谷区版)の記事になりました。

ウクライナ避難民 知る会で地域住民と交流 鶴ヶ峰の犬飼さんが企画 | 旭区・瀬谷区 | タウンニュース (townnews.co.jp)